アレルギー対応除去食ってなに??
その名の通り、アレルギーの原因として疑われる食材を”取り除いた”食事になります。
つまり使う食材を出来る限りシンプルにするため、1種類のタンパク質(肉、魚など)、1種類の炭水化物(イモ、コメなど)で作ることが理想とされます。
また、食物アレルギーの犬は初めて食べる食材には反応を起こしにくいといわれています。したがって、いままで食べたことのない肉や穀類で構成された除去食がベストです。


アレルギーアレルギー



除去食試験
理論上、初めて食べる食事の成分にはアレルギーは起きにくいとされています。したがって、今までに与えたことのない成分を主体とした食事内容へ変更することが除去食試験となります。

正確な除去食を選ぶためには、過去に与えられていた食事の成分(主に肉類や穀類、野菜、果物など)を詳細に確認することが必須となります。

ドッグフードはアレルギー用といえども、少なからず複数の成分が混合されて作られています。
したがって、一番正確な除去食は、手作り食(たとえばサーモンとポテトだけで作った食事)といわれますが、手作り食は作るのが煩雑であり、栄養的な問題を起こす可能性も少なくありません。
したがって、栄養的にも調整されたアレルギー用のフードが除去食試験の上では利便性が高いですが、できる限り混ぜ物の少ないもの(単一のタンパク質(肉類)と単一の炭水化物(穀類)から構成されているものなど)を選ぶことが重要です。



除去食試験は、はじめてもすぐに症状は良くなりません。
症状は徐々に良くなるため、期間は1.5ヶ月から2ヶ月で計画します。その間は、指定されたフードしか与えることはできません。
しかし、おやつが与えられないと困る・・・といったことも少なくありません。その場合は、除去食に用いた成分のみで作られたおやつを使用します。たとえば、サーモンをベースにしたフードを与えているならば、サーモンのみで作られたおやつは与えることができます。


アレルギー



食物負荷試験
除去食試験を行って症状が良くなった場合は、食物アレルギーだ!と診断したくなりますが、自然に良くなった可能性も否定はできません。前に食べていた成分を負荷することで、症状が再発した場合にはじめて食物アレルギーと診断します。この工程が食物負荷試験です。

方法は2つあります。

・前に食べていたフードを数粒、除去食に加える
→ 前のフードが原因であるか、がわかります
・前に食べていたフードの成分を1つずつ与える
→ 原因成分を同定することができます。


多くの場合は数日で症状が再燃しますが、時には2週間ほどかけてゆっくりと症状が出てくる場合もあるので、試験期間は最長2週間と設定します。