その他にもこんな症状が出ている場合はアレルギーの疑いがあります

・胃腸の症状
✓嘔吐
✓軟便や下痢
✓便の回数が多い(1日4回〜)

・皮膚の症状
✓かゆみ
✓赤み

・耳の症状
✓かゆみ
✓赤み・腫れ(外耳炎)
✓耳垢が多い


これらの症状は、1つだけ起こることもありますし、2つ以上起こることもあります。
食物アレルギー=胃腸の症状!と思われがちですが、皮膚がかゆいとか耳がただれている、といった症状のみでも食物アレルギーの可能性はあります。
見逃しやすい皮膚と耳の症状をもう少し詳しく解説します。


皮膚
✓顔、口周り、足(足先を含む)、脇や股、お腹、背中のうち、複数の場所に皮膚症状がある
✓右にも左にも同じように症状がある
✓過去にアトピー性皮膚炎と診断された
✓かゆみ止めのお薬の効きが悪い/効かなくなった
✓7〜8歳になってから急に皮膚がかゆく・赤くなった


✓左右の耳に症状がある
✓外耳炎を繰り返している
✓耳を洗ってもすぐに汚れが出てくる
✓耳の中に垂らす薬を長い期間使っている


一つでも該当するポイントがあれば、食物アレルギーの可能性を疑いましょう。






こんな食生活は食物アレルギーを起こしやすい?
食物アレルギーと診断された犬のオーナーさんには、以下のような食生活上の問題が確認されることが多いです。

✓ジャーキー、クッキー、ボーロ、チーズなどのおやつを与えている
✓色々な野菜や果物を与えている
✓アレルギー用あるいは低アレルギーと記載されていたフードを与えているので安心していた


おやつはもとより、野菜や果物であっても食物アレルギーが犬で起こる可能性はあります。また、アレルギー対策のフードは様々です。それぞれの症例に合ったアレルギー用フードを与えなければ、食物アレルギーを起こす可能性は十分にあり得ます。

食物アレルギーの診断
基本的な食物アレルギーの診断は、「原因として疑われる成分を与えないで症状が良くなるか?」という工程と、「原因として疑われる成分を与えたら症状が再発するか?」という工程からなります。前者を除去食試験、後者を食物負荷試験といいます。